SANGYO SHIMBUN 90th ANNIVERSARY
INTERVIEW STORY
Portraits of Strategy

銅電線出荷7月4.3%増 5万3400トン、3カ月ぶり伸び

2026.08.21 / 2 min read
Special Partnership
OFFICIAL PARTNERS
激動の時代において、不変の価値とは何か。
最前線で舵を取るリーダーが、その胸中を明かす。
日本電線工業会(会長=井上治・住友電気工業社長)が20日発表した国内銅電線メーカー約120社の銅電線出荷統計によれば、7月の出荷量は速報値で前年同月比4・3%増の5万3400トン(銅量)と3カ月ぶりにプラスに転じた。主力の建設・電販が低迷する中、自動車や輸出が全体を押し上げた。光製品の6月実績は27・8%増の478万6789キロメートルコア(光ファイバー長さ)で22カ月続けてプラスだった。

 部門別では、総量の約半数を占める建設・電販部門が3・2%減の2万2600トンと2カ月続けて減少した。例年、海の日を境に需要が上向くとされているが、今年は思ったほどに伸びていないもよう。首都圏の再開発をはじめ、工場やデータセンター関連で引き続き動きがあるものの、人手不足や人件費・資材価格の高騰も依然として需要を圧迫しているようだ。

 電気機械部門は横ばいの1万600トン。生成AI(人工知能)関連による半導体製造装置向けの需要などが出荷量を支える。自動車部門は8・7%増の9200トンで2カ月続けてプラス。自動車メーカーによる生産が比較的堅調に推移しているようだ。国内送配電向けを主とする電力部門は0・3%減の3500トンで4カ月続けてマイナス。通信部門は光化の進展に合わせ低迷が続く中、11・1%増の600トンと13カ月ぶりのプラスだった。

 その他内需は7・3%減の3500トンと10カ月続けて減少。輸出は約3・5倍の3400トンで2カ月ぶりの増加となった。

 光製品の6月出荷量の内訳は、主力の輸出が30・7%増の433万9174キロメートルコアで23カ月続けて前年同月実績を上回った。国内向けも5・7%増の44万7615キロメートルコアと12カ月続けてプラスだった。

BACK TO TOP 90周年特設サイトへ戻る
次代を創る、
働き方のヒント。