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アルミ圧延品出荷6.1%増 7月15万トン 箔は13カ月ぶりプラス

2026.08.28 / 2 min read
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日本アルミニウム協会がまとめた7月のアルミ圧延品(板・押出)の出荷量は、前年同月比6・1%増の15万4903トンと5カ月連続でプラスだった。板は7・6%増の9万7697トン、押出は3・8%増の5万7206トン。板は缶材や自動車、半導体製造装置関連など幅広い分野が伸び、押出は自動車向けが2桁増となった。箔は0・3%増の8039トンと、データセンター向けを中心とする民生用需要に支えられ、13カ月ぶりに前年を上回った。

 板の缶材は6・2%増の3万5716トン。前年がアルコール類の値上げによる消費減退でマイナスだった反動などから増加した。自動車向けは2・6%増の1万5709トン。6月の国内四輪車生産が6・9%増となったことなどが寄与した。

 AI関連需要を背景に、産業機器や半導体製造装置向けを含む一般機械、流通業者が扱う半導体製造装置向け厚板などを含む「その他」が伸びた。「その他」は21・3%増の6500トン。輸出も21・8%増の1万4216トンと好調だった。

 押出の自動車向けは12・2%増の1万3511トン。トラック・バス、二輪車向けがともに前年を上回った。熱交換器向けも2桁増だった。輸出では熱交換器など自動車関連部品が伸びた。

 一方、建設向け押出は2・6%減の2万9285トン。住宅着工は回復傾向の一方、工期の遅延や断熱規制の強化に伴うサッシの樹脂化進展などが響き、低調な推移が続いた。

 箔は電気機械器具向けが3・1%増の4112トン。コンデンサー向けは5・4%増、リチウムイオン電池(LiB)向けは0・7%増となった。いずれもデータセンター向けを中心に民生用需要が堅調だった。

 食料品向け箔は2・7%減の1749トン。7月の大規模な食品値上げによる消費意欲の減退が響き、特に製菓など嗜好品向けが低調だった。

 協会関係者は27日の定例会見で圧延品需要について「半導体関連などは足元で明るい」と説明した。一方、需要全般は緩やかな回復傾向にあるものの、本格的な復調には至っていないとの見方を示した。

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