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NJT銅管 銅管販売、下期8%増予測 輸出向け堅調

2026.09.16 / 2 min read
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大手銅管メーカーのNJT銅管(本社=愛知県豊川市、石黒則充社長)は、今期(2027年3月期)下半期の銅管販売量が前年同期比8%増の月平均3400トン弱になると見通す。インド企業などの需要増による輸出向けの増販が寄与。現地ユーザーが来シーズン向けに家庭用エアコンの造り込みを本格化することが要因とみる。業務用エアコン向けも、商業施設向けが底堅いほか、データセンター向けの伸長も需要を押し上げると見込む。

 需要分野別では、業務用エアコン向けがインバウンド効果で商業施設関連が伸びたほか、データセンター関連でチラーやエアハンドリングユニット向けなどが拡大。さらに、相次ぐ大規模災害を受けて学校の体育館や避難所となる施設へのエアコン設置需要が高まるとも想定する。

 一方、家庭用向けは先行きに不透明感が生じるとみる。27年度からの省エネ基準改正を前にした駆け込み需要の反動によるもので、第4四半期からの需要の伸び悩みを警戒する。ただ、蟻の巣状腐食対策銅管『DANT』は新規顧客の採用と受注増で増販が見込まれ、平沼久直副社長は「引き合いも好調なことから目先は堅調に推移するだろう」と話す。

 上半期の販売量はエアコン需要の増加などを受けて前年同期比3%増の月平均3100トン弱になる見通し。業務用エアコン向けは店舗や商業施設向け需要が安定して推移したのに加え、学校施設やデータセンター向け需要が堅調だ。輸出向けも「銅管業界全体では振るわなかったが、当社の場合はインド向けの増販が全体を下支えしている」(同)。家庭用エアコン向けも10%伸び、このうちDANTの販売は国内大手エアコンメーカーでの採用機種の拡大を受けて伸びが目立つ。他に、冷媒配管向けが32%増を見込む。イラン情勢悪化による影響が懸念されたが、想定より早くサプライチェーンが正常化に近づいていることが寄与する。

 一方、利益面は銅管の増販と比べて伸び悩む。タングステンを主材料とする超硬工具の価格高騰や副資材のコスト上昇が収益を圧迫。銅地金価格の急上昇に伴う金利負担増も重しとなっている。

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