2021年8月10日

解説/神戸製鋼 通期予想を大幅上方修正/車向け鋼材販売増/高付加価値品で収益強化

神戸製鋼所は2022年3月期の連結経常利益予想を700億円と前回予想から250億円、上方に修正した。自動車中心に需要の回復が国内外で進み、鋼材販売量が増加する見通し。アルミ板や銅板の販売も増え、鋼材の販売価格の改善を進めることで18年3月期の利益水準に戻る見込みだ。自動車用鋼板製造の新設備の立ち上げで高付加価値品の比率を高めるなど収益力を強くし、製品技術や脱炭素技術の開発に力を注ぐ方向だ。








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