2022年2月16日

解説/神戸製鋼 通期経常益820億円に上方修正/コスト削減など改革進展/販価改善推進に注力

神戸製鋼所は2021年度の連結経常利益予想を820億円と前回予想から70億円上方に修正した。コスト削減と在庫評価益の増加が寄与する。鉄鋼事業は自動車減産の影響を受け、数量・利益とも前回を下回る予想。高騰する原料価格の転嫁が十分進まず、今後も上がる見込みの原料コストへの対応が鍵となる。半導体不足の影響を間接・直接的に受けるが、建設機械など各事業の収益力は増し、財務体質は向上する見通しだ。








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