2022年11月25日

ときわ会 H形鋼在庫2カ月ぶり減 10月末 地方で中小延期も

日本製鉄によると形鋼扱い流通で構成する「ときわ会」のH形鋼の10月末在庫量は前月比0・6%減の18万4000トンとなった。2カ月ぶりに減少、在庫率も同0・19ポイント減の2・5カ月と4月の2・52以来の低水準に下げた。稼働日数は横ばいで日当たり出庫増もあって在庫は微減となった。換算鉄骨量は9月単月も下げたが、1―9月累計は前年同期より11万トン増加した。大規模S造案件は底堅く、中規模S造も順調に推移、小規模S造も安定的な動きを見せる。ただ大型案件の鉄骨製作が本格化し、高水準が見込まれるのに対し、中小案件では資材価格上昇で地方を中心に見直し、延期が顕在化。「厚板など在庫水準が高いことから動向をよく見ていく必要がある」(厚板・建材営業部)とした。







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