2024年6月6日

古河電工、ハーネス製造を自動化

古河電気工業は自動車用ワイヤハーネスの生産体制の自動化を進めている。人手に頼らないものづくりによりリードタイムや物流リスクを低減し、コストも抑えて地産・地消を実現するのが狙い。現在は電線に端子を取り付ける前工程のほか、出来上がったハーネスの外観検査や導通確認を行う検査工程を中心に自動化している段階という。今後は布線や仕上げといった後工程の自動化に取り組む方向性を示す中、2026年度には回路数の少ない小物ハーネスでの導入を、28年度からはインパネやドアの部分に使われる大物ハーネスでの導入を一部で始め、将来の地産・地消拡大を目指す考えだ。





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