2025年1月29日

関東地区 異形棒鋼電炉に三重苦 受注低迷・指し値安・コスト高

関東地区の異形棒鋼電炉メーカーは新規明細投入量が低水準で推移するとともに、ゼネコンによる新規建築案件向け提示価格で極端な安値が散見されるようになり、各種コストの高止まりが常態化するなど、ここにきて三重苦の様相を呈している。異形棒鋼の出荷は大規模建築案件向けが堅調に推移しているものの、資機材価格高騰などの影響で中・小規模建築案件向けは建築計画の見直し・延期・中止が相次ぎ、低迷状態が長引いている。「予算オーバーのため、当初の計画を見直して建物階数を減らす物件も出ており、設計を変更した場合には計画が遅れる可能性がある」(異形棒鋼電炉メーカー)。





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