ＪＦＥスチール、洋上風力発電に参入

　ＪＦＥスチールや日立造船など6社・1協会は4日、洋上風力発電建設技術および事業化に関する共同研究会として、「地域振興型アクア・ウィンド事業化研究会」を設立したと発表した。

　幹事は日立造船が務め、ＪＦＥスチールは鋼材を供給する。洋上風力発電に適したフィールドの選定、風況観測と事業性評価から、ＳＰＣ（特別目的会社）による事業遂行まで民間主導で行う。数年後に7・5メガワット未満のパイロットプラントを数カ所設置し、10年後には数百メガワット規模の洋上ウィンドファームの建設を目指す。