2012年1月25日

流通各社、鋼材市場「好転」が大勢 12年建材需要増見込む

 2012年の鋼材マーケットについて、流通各社は前年と比べ好転するとの見方が大勢を占めた。本紙流通取材班が1月中旬に行った形鋼、棒鋼、鋼管、二・三次製品(線材、カラー鋼板)、薄板、厚板の東京・大阪地区の主要鋼材流通を対象としたアンケート(回答60社)によると、「好転」が31・7%、「横ばい」55%で、「悪化」は13・3%にとどまった。

 首都圏を中心に大型建築案件が始動、復興関連や災害対策など公共投資の押し上げ効果も期待し、特に建材を中心に需要は増加するとの見方が多かった。







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