2010年5月31日

下期、収益好転見込む 「本紙特約店調査」

 産業新聞社の流通取材班では形鋼、棒鋼、鋼管、二・三次製品(線材、カラー鋼板)の東京・大阪地区主要特約店に対して、経営アンケート(65社が回答)を実施。

 その結果、現在の景況感は82・8%が「悪い」と回答したものの、今期の経常利益は46・2%が「増加」すると予想しており、足元の最悪期を脱し、メーカー値上げの販売価格への転嫁と、在庫評価益の計上をはじめ、下期での需要回復を期待し、収益好転を見込む回答が出始めている。その一方で、2010年で与信問題があったとする回答が36・9%にのぼり、長引く景気悪化による弊害が鋼材特約店にも及んでいる。







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