2018年8月14日

アジアの日系鉄鋼関連企業、通貨安が収益圧迫

 【上海支局】通貨安にアジアの日系鉄鋼関連企業が苦しんでいる。鋼材をドル建てで輸入し、現地通貨との為替差損が生じているためだ。中国では人民元が年初から対ドルで約7%下落。東南アジアの通貨も大幅に下がり、赤字に転落する日系鉄鋼工場が出始めている。通貨防衛のための政策金利引き上げが企業に追い打ちをかける。個社での対策の手は少なく、通貨安と利上げの二重苦はしばらく続きそうだ。







本紙購読料改定のお願い

10月から月1万2000円(税別) 電子版単独は据え置き

産業新聞社は10月1日から本紙「日刊産業新聞」の購読料を月額1万1000円(消費税含まず)から1万2000円(同)に改定させていただきます。本体価格の改定は2021年10月、約45年ぶりに1000円の値上げを実施して以来、4年ぶりとなります。...more