2014年10月20日

韓・東部製鉄、再建策が基本合意 債権団と近くMOU

 韓国の大手電炉・東部製鉄の経営再建案がほぼ固まった。産業銀行など金融機関9社が策定した減資、電炉熱延事業の停止、5000億ウォンの新規融資――などを骨子とする再建案は、10月の第一週に全債権者が同意。これに続き東部製鉄も役員会で金俊起会長の株式優先買い取り請求権を条件に受け入れを決定した。11月6日までに債権団とMOUを締結し、本格的に動き出す。新規融資5000億ウォンが実施されると資金繰りも改善する。