2014年11月7日

中国 塊鉱プレミアム、APECの影響で2倍超

 中国の北京で来週にかけて開かれるアジア太平洋経済協力(APEC)の会合が、鉄鉱石の相場にも影響している。中国はAPEC期間中、首都圏の大気汚染緩和策の一環として、北京周辺の焼結工場を休止しており、鉄鋼メーカーが代わりの塊鉱を調達しているために、塊鉱のプレミアム価格が上昇しているという。プレミアムは値上がり前の倍以上に高騰。冬場に向けて焼結工場の制限が長引く可能性も指摘されており、価格が下がっても中国の鉄鉱石市場への影響は大きい。







本紙購読料改定のお願い

10月から月1万2000円(税別) 電子版単独は据え置き

産業新聞社は10月1日から本紙「日刊産業新聞」の購読料を月額1万1000円(消費税含まず)から1万2000円(同)に改定させていただきます。本体価格の改定は2021年10月、約45年ぶりに1000円の値上げを実施して以来、4年ぶりとなります。...more