2018年6月4日

薄板3品在庫、2カ月ぶり減415万トン 4月末

4月末の国内向け薄板3品在庫(メーカー・問屋・全国コイルセンター工業組合の合計、速報値)は前月比1・4%、5万7000トン減の415万3000トンとなり、2カ月ぶりに減少した。

足元の需要は自動車、工作機械、建設などいずれも好調で、新日鉄住金では「荷余り感はなく、メーカーとしても引き合いを全て受けきれない状態が続いている。前月は一過性の要因で在庫が増加したが、マクロ観として適正な需給感に戻ってきた」(薄板企画部)とコメントした。また、踊り場が続いていた市況についても「先週から中板(熱延材)を中心に動意が出てきた」との認識も示した。







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