2020年2月19日

中国鋼材市況、下落続く

 中国の鋼材市況が3日の春節(旧正月)明けから下がり続けている。新型肺炎の影響で需要と物流が停滞し、市中の鋼材在庫が大きく増えているためだ。鉄鋼企業が1月に粗鋼生産を増やし、半製品や熱延の在庫が増え、とりわけ熱延コイルの市況が大きく下落した。新型肺炎対策が各地で厳格化し、需要の動きだしは3月中旬以降とみられ、市況はなお基調を弱めそうだ。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社