2020年3月24日

中国鋼材市況、「条強板弱」の様相 異形棒・熱延、ほぼ並び

中国の条鋼市況が先週に2週連続上昇した。新型コロナウイルスの感染が収束に向かい、春の需要期を迎え、建設工事の再開が広がっている。政府の景気対策期待も上げムードを醸成。鉄鋼企業の稼働率が2月に低下し、異形棒鋼の生産量は前年を下回っている。鋼板は生産が増える一方で自動車販売の大幅減など需要の減少で需給が緩和。鋼板市況は2月初めの春節(旧正月)明け以降下がり続けており、昨年にインフラ投資の拡大が招いた「条強板弱」の様相を再び見せ始めている。







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