2022年11月22日

中国鋼材市況が反発 不動産政策好感し先物高

 中国の鋼材市況が底入りし、反転上昇してきた。政府の不動産不況への対策実施やインフラ投資期待を市場が好感し、先物の鋼材価格が上がり、現物市況に波及した。需要の不振が続くものの秋の需要期の中で鉄鋼メーカーが減産に転じ、市中の鋼材在庫が大きく減少。ゼロコロナ政策による散発的な都市封鎖などで需要の回復はなお鈍いが需給は締まり、原料価格のジリ高基調もあって鋼材市況は上昇の機運を保ちそうだ。







本紙購読料改定のお願い

10月から月1万2000円(税別) 電子版単独は据え置き

産業新聞社は10月1日から本紙「日刊産業新聞」の購読料を月額1万1000円(消費税含まず)から1万2000円(同)に改定させていただきます。本体価格の改定は2021年10月、約45年ぶりに1000円の値上げを実施して以来、4年ぶりとなります。...more