2011年7月11日

住金鉱・播磨、亜鉛製錬 全量リサイクル原料に

 住友金属鉱山は8日、亜鉛製錬拠点である播磨事業所(兵庫県)の原料を全てリサイクル原料に切り替えると発表した。2012年4月から海外産の亜鉛・鉛精鉱の処理を停止し、四阪製錬所(愛媛県)で電炉ダストなどを原料にして生産した粗酸化亜鉛を主に使用する。

 これに伴って同事業所における亜鉛生産量は4割減少、電気鉛の生産も停止する。しかし輸入鉱より有利な条件で調達できる原料を使えば、亜鉛製錬の競争力を高めることができる。







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