2011年7月12日

PPC、10月から硫酸値上げ

 国内銅製錬最大手のパンパシフィック・カッパー(PPC)は、製錬副産物である硫酸の国内販売価格を10月納入分から値上げする。トン1000円の販価改定を打ち出した4月納入分の積み残しを含め、トータルで3000円引き上げる方針。近く需要家と交渉に入る。肥料や湿式製錬向けの需要が拡大傾向にある一方、震災や製錬所の大型定修で、秋以降は国内生産が減少。これにより硫酸需給がひっ迫することが背景にある。







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