2015年3月18日

アルミ新地金、対日割増金 380ドル大勢

4―6月期のアルミニウム新地金対日プレミアム(割増金)は、トン380ドルで大勢が決まりそうだ。過去最高値だった前四半期から約11%安で、下落は6四半期ぶり。下げ幅は、リーマン・ショック後の2009年以降では最大となった。中国からアルミ製品の輸出が増えたことで、世界的にアルミ地金の需給が大きく緩和した。スポットで下落基調が続くなど割増金には先安観が強く、海外生産者は4―6月期を早めに決めたい意向。国内需要家は、「週内にも決着する」と話す。

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