2015年4月15日

JX金属 倉見、販売3500-3600トン計画 リン青銅・コルソン増加

 JX日鉱日石金属は倉見工場(神奈川県)の今期(2016年3月期)の販売量を、前期より200トン前後多い月平均3500―3600トンと計画する。業界再編でタイト化しているリン青銅の販売を増やすほか、戦略商品に掲げる高機能コルソン系銅合金も伸びると予測。フレキシブルプリント基板(FPC)向けの圧延銅箔は重量ベースではほぼ横ばいと予想するが、薄型化が進んでいるため販売長さは増えると見込む。