2015年7月6日

神戸製鋼、長府の錫リフローめっき設備増強へ

 神戸製鋼所のアルミ・銅事業部門は、長府製造所(山口県)で銅条の錫リフローめっき設備の増設を検討しているもようだ。同事業所は錫リフローめっきと光沢錫めっきを合わせ現在3ラインが稼働しているが、車載用コネクター端子向けのめっき条需要が増加しており、直近は生産余力がなくなっている。同社は今後も車載用コネクター向けの販売を伸ばしていく方針を掲げており、中長期的な需要増に対応するため来年度にも1基増設する方針だとみられる。