2015年12月22日

11月伸銅品生産6.3%減 黄銅棒、銅管に底打ち気配

 日本伸銅協会が22日発表した11月の生産速報によると、総生産量は前年同月比6・3%減の6万3740トンと9カ月連続で減少した。条製品の減少傾向が継続しており、特に最大品種である銅条の苦戦が目立つ。一方、黄銅棒と銅管はほぼ前年同月並みの数字となり、減少傾向が1年を超えてようやく底打ち感が出てきたことがうかがえる。

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