2016年4月13日

神戸製鋼・真岡、アルミスリッター増強

 神戸製鋼所はアルミ板の国内拠点、真岡製造所(栃木県真岡市)のスリッターラインを増強する方向で検討している。半年から1年以内をめどに、自動車材向けのアルミ板が切断可能なスリッターを1基増設する計画で、産業新聞社の推定では投資額は付帯設備を含め最大10億円前後とみられる。同製造所では自動車材や缶材などの注文が増加し、フル操業に近い状態で生産ラインを動かしても注文に追い付かない状態が続いている。納期遅れの発生による顧客離れを防ぐため、ボトルネックの1つであるスリット工程に投資する。自動車材の状況を緩和することで、同様に生産がタイトな缶材やフィン材に好影響を及ぼす効果も期待する。







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