2017年4月26日

古河電工、アルミ電線用の防食端子拡充

 古河電気工業は26日、グループの古河AS(滋賀県犬神郡、柴田勝美社長)が、自動車用ワイヤハーネスのアルミ電線に適用する防食端子(α端子シリーズ)のラインアップを大幅に拡充し、本年1月から本格量産を開始したと発表した。製造は同社三重工場が担当し、従来の1ラインから2ライン体制に生産能力を増強して、今後の需要増に対応。直近では、レクサス「LC500」「LC500h」に採用が始まり、同社製造分でアルミ化率は3%から25%に高まるなど、軽量化に向けた取り組みを加速していく。