2018年1月30日

古河AS、アルミハーネス用切断圧着設備を開発

 古河電気工業グループの古河AS(滋賀県犬上郡、柴田勝美社長)は29日、自動車用ワイヤハーネスのアルミ電線に適用する防食端子(α端子シリーズ)対応型自動切断圧着設備を新たに開発し、本年4月から発売すると発表した。これにより同社では、ワイヤハーネスのアルミ化を加速させ、α端子の拡販につなげていく方針だ。α端子シリーズは今後、対象を四輪だけでなく二輪にも拡大する。従来自社のワイヤハーネスに限定使用していたα端子シリーズを、国内外のワイヤハーネス同業他社やコネクター専業メーカーなどにも販売し、世界的な普及を促進させる。今回の自動切断圧着機に関しては、年10台程度の販売を図っていく。