伸銅品、6月生産3.3％減 黄銅棒・銅条ダウン

　日本伸銅協会が24日発表した6月の生産速報によると、総生産量は前年同月比3・3％減の7万434トンと2カ月ぶりに減少した。主要品種では黄銅棒が8・5％の大幅な減少幅を見せたほか、銅条は3カ月ぶり、銅管は6カ月連続で減少。ただ、板条を中心に高い生産水準は維持している。2018年上期（1―6月）の生産量は41万2550トンと、前年同期を0・4％とわずかながら下回った。