2018年8月17日

18年アルミ地金需給、48万トン供給不足に見直し

 住友商事の軽金属事業部地金チームがこのほど発表した「アルミ地金2018年7月回顧と展望」によれば、今年のアルミ市場は47万9000トンの供給不足と、年初に予測した22万8000トンの供給過剰を見直した。中国を除いた地域の需給環境に大きな変化はなく、需要超過は継続している。その中国でも環境規制の強化による減産などから、これまでの荷余り感がやや抑制されつつある。19年については供給過多見通しは変わらないものの、余剰幅が9万7000トン縮小している。

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