2019年6月17日

山崎金属産業 経常益20%増

 大手非鉄製品流通の山崎金属産業(本社=東京・岩本町、山崎洋一郎社長)は前期(2019年3月期)の連結経常利益が前年比20%増の5億7500万円だった。連結売上高は6・4%増の328億円。自動車関連需要が底堅く、粉体管理システムの受注も多かったため本体の収益が大幅改善した。ただ、下期の半導体関連の減速などから海外連結子会社はいずれも減益。今期の連結経常利益は景況感の悪化を織り込み、85%減の8900万円を予想する。