2019年7月5日

関西地区 込み黄銅の需給緩む

 関西地区で、込み黄銅の需給が緩んできた。中国政府が今月1日からスクラップの輸入制度を改正した影響で、現地スクラップユーザーが日本側輸出業者に契約数量の引き下げを通達しており、提示価格も改正前の高値に比べて10―15%切り下がった。輸出業者は「従来の3分の2くらいしか輸出できない。他の現地ユーザーを探したいが状況は同じだろう」と語る。

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