2020年4月27日

中国産マグネ 協調減産も一段安警戒

 今月に入り約4年1カ月ぶりの安値水準に沈んだ中国産マグネシウム相場だが、一段安への警戒感が強まっている。相場下落に対応するため、大手マグネ工場は「値崩れ防止」(非鉄金属専門商社タックトレーディングの上島隆社長)に向け協調減産を開始した。ただ、減産効果よりも、需要のさらなる減退のほうが大きいとみられる。マグネ生産コストの約半分を占めるフェロシリコンの大幅安など、原料価格が下がっていることもマグネ相場の下押し圧力に働く。







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