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2024.12.4
2021年3月31日
新金属協会の希土類部会(部会長=渡邊眞一・太陽鉱工東京支店長)はこのほど、2020年の希土類(レアアース)の国内需要を前年比8・9%減の1万7401トンと発表した。前年実績を下回るのは7年ぶり。ネオジム磁石に使うネオジムとジジム(プラセオジム・ネオジム)は2年連続の減少だった。電池材料となるミッシュメタル(混合希土金属)や精密研磨などに使われるセリウムもマイナスに転じた。一方、蛍光体が主用途のイットリウムは6年連続の増加。
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