2023年12月6日

タンタル市況大幅安 中央アフリカ生産増映す

電子材料などに使うタンタルが値崩れしている。業界関係者によると、足元のタンタル鉱石の国際価格は五酸化タンタル純分ポンド65ドルあたりで、10月前半の直近高値より2割弱下げた。鉱石の主要産地である中央アフリカのペグマタイト鉱床でタンタルの生産が増加。安売りの流れから国際価格を押し下げた。タンタルは夏ごろから価格が回復傾向だったものの、これまでの上昇を打ち消した格好。都内レアメタル商社は「電子材料の需要回復に力強さを欠くため、価格も上向かなさそう」と話す。







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