2023年12月7日

日本化学産業 薬品、再生原料比率高める

 日本化学産業は、非鉄金属リサイクル原料を用いた薬品製品の製造を推進する。現在、同社の製品の20%程度はリサイクル原料由来だが、これを引き上げる。今後、具体的な数値目標を設定する。幅広い金属元素を取り扱う製造技術をリサイクル技術に応用。脱炭素化への貢献と収益性向上を目指す。二次原料比率を高めることで、非鉄金属相場に左右されない経営基盤の構築も狙いだ。百瀬譲執行役員総務部長は「資源循環への流れを前向きに捉えている」と話す。

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