2025年10月17日

古河電工など4者 超電導技術の進捗説明 ケーブル試作へ

 古河電気工業、京都大学、産業技術総合研究所(産総研)、高エネルギー加速器研究機構(高エネ研)の4者は16日、古河電工本社(東京都千代田区)でメディアラウンドテーブルを開き、高温超電導(HTS)技術の概要や進捗を説明した。新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が進める2025年度「先導研究プログラム/フロンティア育成事業」に採択された研究開発テーマ「産業用電磁石の極限性能に資する高温超電導集合導体の研究開発」の詳細や各機関の取り組みを紹介。26年3月までにHTS集合導体である4層「SCSC―IFBケーブル」の試作・評価をはじめ、高速レーザー加工の精度の向上や素線構造の最適化、評価手法の確立、社会実装に向けた要求仕様の集約の完了を目指す。







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