2020年3月26日

独ティッセン、競争力強化へ3000人削減

独鉄鋼大手のティッセンクルップは24日、3000人の人員削減などを含む鉄鋼の最適化策を開始すると発表した。競争力のあるコストと技術優位を確立し、コスト削減のための生産拠点網の最適化、成長市場への集中のために6年間で約8億ユーロ(958億円)追加投資する。別の拠点を閉鎖することで、独ドュイスブルク製鉄所の一貫生産体制を強化する。過剰生産能力、原料コストの大幅な変動、輸入圧力などを受けるなか、長期の競争力を確保し、収益力を高める。