2012年12月18日

東洋ステンレス研磨工業、ステンレス金属鏡開発 安全性・意匠性を両立

 東洋ステンレス研磨工業(本社=福岡県太宰府市)はこのほど、保有する金属研磨加工技術を応用してオールステンレスの金属鏡を開発した。材料にSUS304を使い、安全でインテリア性の高い商品にした。

新製品・新技術?\r?\n 金属鏡第1弾「Flower」は1輪の花をイメージして作ったもので、花の部分は鏡で葉の部分はカギやアクセサリーを掛けられるほか、土台部分は小物を置けるようになっている。

 続いて第2弾として「drop」を製作。1枚のステンレス鋼板を用い、しずく型に加工。鏡面部分は文字通り鏡面加工を施し、本体くびれの部分やプレートは鈍い光沢を放つブラスト加工。トレーはシャンプーなどが置ける。

 従来の鏡はガラスやプラスチックの片面にアルミなどの金属を蒸着させて製作する。金属鏡はガラスやプラスチックのように割れず、1枚のステンレスプレートを使うので接合部分での引っかかりがないなど安全性が高く、また、湯気などで曇りにくいため、浴室や洗面所のほか、あらゆるシーンで使用可能。