2017年12月6日

東邦シートフレーム、フラットルーフデッキ新工法を開発

塩ビ防水シート、高性能断熱材、フラットデッキの3層で構成(イメージ図)
金属建材やドラム缶などを製造する東邦シートフレーム(本社=東京都中央区、下川洋治社長)はこのほど、ロンシール工業、旭化成建材との3社で、新たな金属下地屋根シート防水システムを共同開発した。各社が手掛ける防水シートと断熱材、フラットデッキを組み合わせ、それぞれの特長を生かした工法を確立。軽量かつ高性能でコストパフォーマンスに優れる点をアピールし、工場や倉庫、体育館、商業施設などの幅広い分野で、受注拡大を目指す。

「ロンシールSD―F高断熱仕様 ネオマフォーム・フラットルーフデッキ工法」は東邦シートフレームの耐火認定取得フラットルーフデッキ「アイルーフ75」を採用。フラット形状で、山谷がないため、断熱材の踏み抜きリスクを低減し、メンテナンスや改修時も施工しやすいのが特長。寒冷地では冬期の除雪作業も容易となる。

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