2009年1月19日

電炉用電極、価格交渉難航見通し

 2009年度の電炉用電極の国内販売価格を巡り、電炉メーカーと電極メーカーの交渉が難航しそうだ。

 電極メーカーは主原料ニードルコークスの高騰を受け、08年度の標準品(14―24インチ)でトン当たり50万円前後から、09年度は90万円への値上げを打ち出している。

 一方、電炉メーカーは世界的な景気悪化による電極需給の緩和や電炉製品の需要減を背景に、大幅ダウンを強く要請していく構え。双方ともに製造コスト、減産コストの上昇など負担が重く圧しかかっており、価格交渉は例年以上に厳しいものになる見通し。







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