2010年3月31日

電炉用電極 国内、大幅下げ決着

 2010年度の電炉用電極の国内販売価格は、前年度比10万円近く下落、標準品(14―24インチ)でトン当たり50万円台後半でほぼ決着したもようだ。

 大口需要家である電炉メーカーは、普通鋼を中心に建設需要の低迷を受け、生産水準は軒並み落ち込んでおり、過去最高値だった09年度価格からの大幅引き下げを要求。いぜん交渉を続けているメーカーもあるが、主原料ニードルコークス価格が下落したことを受け、電極メーカーが値下げに応じた。







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