2009年7月14日

ステンレスメーカー、生産 緩やかに回復

 国内ステンレスメーカーの生産が緩やかに回復してきた。最大手の新日鉄住金ステンレス(NSSC)では冷延薄板の全体生産量がピーク比5割弱から7割程度に、日本冶金工業は製造子会社のYAKIN川崎で6割強、日本金属工業は衣浦製造所で約7割まで増加し、足元の稼働率が上がっている。原料ニッケルの価格上昇によってステンレス製品に先高観があり、アジア向けの輸出量が増えているため。

 一方、内需は底を打ったとみられるが反転までにはいかず、需要の本格回復には至っていない。どのメーカーも需要見合いの生産活動に注力しており、市場動向を見ながら稼働率を上げていく方針だ。

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