2009年8月13日

普通鋼電炉メーカー、原料高で月次赤字も

 普通鋼電炉メーカー各社は、原料鉄スクラップ価格がトン3万円を突破したことで、月次赤字に陥る可能性が高まってきた。

 電炉主要製品の異形棒鋼とH形鋼の市況は、関東地区でそれぞれトン5万9000円、7万円で推移している。製品と原料の値差(メタルスプレッド)は急速に縮小しており、ここ1―2カ月で採算ラインを割る危険性が高まっている。すでに値上げを打ち出しているメーカーもあるが、需要低迷下で苦戦しているのが実情だ。







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