高炉、輸出に“暗雲”=中国攻勢で市況軟化

 高炉メーカーの生産回復の支えとなっている輸出市場に先行き懸念が強まってきた。8月以降、中国の過剰生産・在庫過多から市況が軟化。10月の国慶節明け以降もジリ安傾向をたどっており、中国ミルの輸出攻勢によってアジアの輸出市場ではホットコイルでFOB500ドルを下回る価格の取引も増えているもよう。

 現状、国内高炉メーカーは10―12月積み商談がおおむね終わったこともあって様子見姿勢を保っているが、円高が進む中、価格軟化が続けば輸出量の減少を招きかねないだけに、関係者は警戒感を強めている。

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