2010年6月8日

住金、鉄道用車輪 出荷増見込む

 住友金属工業は、鉄道用車輪の最大の輸出先の米国の需要が回復し始めたことで、2010年の車輪の出荷量が増える見込みだ。国内向けに加え、長期契約を結んでいるドイツ鉄道向けが安定して推移。

 今後はブラジルやベトナムなどで計画されている高速鉄道プロジェクトでの日本企業の受注に協力し、品質と納期を武器に、拡大が予想される海外の需要に対応する。