2011年4月11日

中・印鉄鋼メーカー、需給緩和で値下げ

 国際市況の軟化を受け、中国とインドの鉄鋼メーカーが値下げに転じた。宝山鋼鉄は先週、5月積み販価を熱延コイルでトン200元(約2600円)、冷延で300元下げると発表。印イスパット・インダストリーズは4月販価を2500ルピー(約4800円)下げた。宝鋼は政府の経済調整による需要の減速を考慮。原料高以上に需給緩和が強く働いており、特に宝鋼の7カ月ぶりの値下げは、アジアの鉄鋼市況や鉄鋼他社の販売政策にも影響を与えそうだ。







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