丸一鋼管、今期も海外積極設投

　丸一鋼管は本年度も海外事業の充実と拡大のため、積極的な設備投資を推進する。ベトナムのＳＵＮＳＣＯ社は先月、第2ＣＧＬと第2カラー鋼板ラインの建設計画を役員会で正式決定、今後は9000万ドル（約72億9000万円）を投じて工事を進め、12年4月完成を目指す。

　インドでは南東部のチェンナイに第2工場を建設し、自動車排気管用ステンレス鋼管の増産体制を整備する。一方、米国ではＬＴＣ社がシカゴ工場で5インチミルの更新を進めているが、これ以外に、10インチ角形鋼管ラインと機械構造用小径鋼管ミルの改造を計画している。