2011年8月31日

関東地区、形鋼市況 来月反転も

 関東地区の形鋼市況は、足元は弱含みながらも、流通各社は市況の底上げに向けて注力している。H形鋼、一般形鋼で在庫調整が進展。一般形鋼では需給バランスも、ほぼ適正化している。

 8月よりも9月の需要が上向くとの期待が多く、「需要が増えれば、一時的に需給がタイトになる可能性もある」(形鋼流通営業担当者)と、底値感は市中に広がってきた。4月から弱基調が続いてきた形鋼市況も、メーカー値上げなどのきっかけがあれば、9月に反転する可能性も出てきた。