2013年10月4日

燃料費調整分など電力料金値上げ 関西電炉に大打撃

 関西地区電炉メーカーは、電力会社の燃料費調整費に伴う電力料金値上げに苦しんでいる。今年4月からベースの電力料金で1kwh=2・33円の値上げを受け入れ、直近ではさらに、電力調整費で同1・25円前後の値上げを強いられている。コスト負担の解消は、自助努力だけでは限界に来ており、現在、急ピッチで製品価格是正に動いている。ただ、為替や燃料価格、原発の再稼働動向によっては、電力料金はさらに上昇する可能性が強く、メーカーの経営者は「業界の存亡にもつながる」と危機感を強めている。そこで、電力料金による地区電炉の窮状などをまとめた。







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