2014年6月13日

大同特殊鋼、Ni系ステンレス棒鋼・形鋼10%値上げ 6月契約

 大同特殊鋼は、6月契約(7―8月出荷)分からニッケル系ステンレス棒鋼・形鋼の販売価格を約10%引き上げる。4月納入分に続く値上げとなるが、前回は電力代・資材費の上昇などベース価格の引き上げだったのに対し、今回はニッケル価格の上昇分を転嫁する。インドネシアのニッケル鉱石禁輸措置を発端にニッケルのLME価格が上昇。収益面での採算悪化が避けられないため、コスト変動分を反映する。同時にモリブデン含有鋼種のエキストラもトン1万―2万円をめどに改定する。







本紙購読料改定のお願い

10月から月1万2000円(税別) 電子版単独は据え置き

産業新聞社は10月1日から本紙「日刊産業新聞」の購読料を月額1万1000円(消費税含まず)から1万2000円(同)に改定させていただきます。本体価格の改定は2021年10月、約45年ぶりに1000円の値上げを実施して以来、4年ぶりとなります。...more